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- 2021.10.17
- 未来応援給付「ほんまに、くれるん?」――小学生から聞かれたこと
この週末も、西成、大正、住吉、住之江の各区を周り、ご挨拶を申し上げました。皆様にはご多忙のところ、お休みにもかかわらず、足をお運びいただき、感謝に堪えません。本当にありがとうございます。
とある公園前での街頭演説の折、こんな出来事がありました。私がマイクを握って、「今回の衆院選は政権選択選挙です」等々と、やや難しい話をしていると――もの珍しさも手伝ったのでしょうか、公園で遊んでいたお子さまたちが、自然と私の周りに集まってきたのです。
親子連れを前にしてお話しする経験は、もちろん、これまでも数え切れないほどあります。しかし、目の前にお子さまたちだけがズラリと並ぶ状況は、そうそう生まれるものではありません。私は話の内容を「未来応援給付」に変えました。
コロナ禍で大変な思いをされている子育て・孫育て世代の方々を支えるために、宝の子どもたちを社会全体で応援していくというメッセージを共有するために、公明党が衆院選で掲げた重点政策です。
私は、なるべく平易な言葉で、目の前のお子さまたちに直接お約束する思いで、お話ししました。「公明党は、ここにいらっしゃるようなお子さまたちをはじめ、0歳から高校3年生まで全ての方に、一律10万円相当の『未来応援給付』を行います」と。
演説終了後――ずっと話を聞いてくださっていた小学生のお子様から、こう尋ねられました。「おっちゃん、ほんまに(給付を)くれるん?」
◆ ◇ ◆
10万円という数字は、お子さまたちの感覚からすれば、なじみのない額でしょう。「ほんまかいな」と思うのも、無理のないことかもしれません。もしかしたら、日本という国家の“お財布”の中に、それだけのお金がちゃんとあるのかどうか、心配してくれたとも捉えられます。
そもそも、同じように心配されている有権者の方々も、少なくないのではないでしょうか。
公明党が先月、「未来応援給付」について発表して以降、野党の皆さんからも慌てたかのように、さまざまな給付案が出されています。しかし、その財源は? となると、例えばある党は、「法人税の累進税率導入」「金融所得課税の強化」といった「増税策」を掲げながら、時限的な年収1000万円程度までの「所得税ゼロ」や消費税率5%への引き下げといった「減税策」も同時に打ち出しておりますが、その収支は曖昧なままです。
一方の公明党は、令和2年度決算の剰余金4兆5363億円の中から、「未来応援給付」の財源は十分まかなえると推計しています。
◆ ◇ ◆
こうした点を踏まえて、先日、とあるテレビ番組に出演していた若新雄純・慶應義塾大学特任准教授が、次のようにコメントしていたことが印象的でした(10月14日放送 テレビ朝日「大下容子 ワイド!スクランブル」)。
「どう見ても、これは計算上不可能だろうというような給付案を出している党もあって、正直、 僕らもこれは何が何でもひどいよねというもの、話題になっているものもあります」と。
その上で公明党の未来応援給付については、“裕福な家庭にも配られるのはどうなのか?”という批判の声があることを念頭に置きつつ、次のようにコメントされていたのです。
「確かに、子どもがたくさんいても裕福だって家もあるとは思いますけど、 やっぱり(いろんな人の)声を聞いていると、(大人である)自分たちのことは我慢したり、買おうと思った車を先延ばししたりはできるけど、子どもたちのご飯とか、学費、これから進学があるっていうものは、どうしても削れない。『一年待って』とは言えない――と。これはよく聞きますね」
「本当に困っている、そしてその将来の日本を任せていかなければならない若手人材に、ちゃんとこんな目を向けていくって点で、そういうような風に(給付対象を)具体的に絞るっていうのは、僕は好感は持てました」
どんな立場・境遇であれ、コロナ禍の影響を受けていない子どもなど、一人もいません。保護者の所得が多いか少ないかで、給付をするしないを決めてしまうことは、子どもたちの価値を、大人が勝手に決めてしまうことにつながるのではないでしょうか。それでは社会に「分断」を生んでしまいかねません。
公明党の給付案には、「大人たちみんなで、社会全体で、未来の宝である君たち・あなたたちのことを、一人ももれなく応援していくよ!」という強いメッセージが込められています。
誤解を恐れずに言えば、この給付は、お子さまのいる保護者を「支援」するものというよりも、子どもたち本人こそを「応援」するものです。主語は、主役は、「子ども」です。その応援によって、保護者はもちろん、祖父母世代の方々にも元気になっていただきたい――だから「支援給付」ではなく、「未来“応援”給付」と呼ぶのです。
――公園前での街頭演説終了後、私に向かって「おっちゃん、ほんまにくれるん?」と尋ねてきてくれたお子様の目を見ながら、私は、はっきりと答えました。
「これは、公明党と皆さんとのお約束です。必ず、実現します」
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