活動報告Report

2012.07.22
【節電の夏 計画停電の回避を! ◇ 公明、政府に緊急提言  ◇ 現場の実態踏まえ弱者への配慮など要請 】
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 昨年、東京電力管内で実施された計画停電が中小・零細企業や医療現場に与えた影響は甚大で、国民生活に大きな混乱を招いたことから、この夏の計画停電への対応について、公明党は6月にPTを立ち上げ、現場視察や団体ヒアリングを通じて検討を進めてきました。

 7月17日、ものづくりの街、東大阪市の高い技術力を誇る鋳物工場・上田合金(株)を視察した折にも、上田社長は「繊細な湿度差が命の鋳物にとって、たとえ計画停電であっても、工場全体の作業が止まり、死活問題になる」と訴えていました。人工透析患者の医療現場も同様です。

 そこで、こうしたわが党に寄せられた声を基に、電力需給逼迫時における対策の充実に関する提言をまとめ、18日に政府に申し入れたところです。

 提言では、政府に「計画停電を回避できるよう万全を期すべきだ」と、改めて要請しましたが、その上で具体的に(1)「節電」促進の広報強化(2)節電・停電時における高齢者などの熱中症対策の徹底(3)停電で人命にかかわる医療機関などへの対応(4)中小・小規模企業への支援(5)計画停電時の安全・防犯対策の強化―などの9項目を要望し、発送電分離や電力小売りの全面自由化など中長期的な対応も含め、電力の安定供給体制の構築も要請しました。

 応対した斉藤勁官房副長官は、「現場の実態をよく把握した提言です。しっかりと受け止めます」と述べ、前向きな対応を約束しましたが、国民生活に影響が出ないよう、政府が現実にきめ細かい支援策を実施していくか、しっかり監視してまいります。

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